幸せなITパーソンになるためのいきいきする仕事とやる気のつくり方

いきいきする仕事とやる気のつくり方―幸せなITパーソンになるための

いきいきする仕事とやる気のつくり方―幸せなITパーソンになるための

一応読んでます。で、4冊目。Seasar Conference 2007 Springに行ったときにスターロジックブースでの抽選で当たりました。以前から買おうかなと思っていたのでラッキー。著者の羽生さんにサインをもらいました:-)。仕事、組織、プロジェクトなどビジネスに対しての基本的な考え方がわかりやすく論理的に書かれていて、わかっているつもりのことでも改めて「うんうん、そうだよなぁ」と納得。
サインをもらったので(というわけではないですが:-)★★★★☆

チェックしたポイント

「ありがとう」という言葉を使っているのは、お客様の方なのです。不思議ですね。お礼を言ってお金まで払うのです。こういうちょっと奇妙な、でもお互いに良い気持ちになれる仕事、それがよい仕事ではないかと思うのです。

実は、品質、とくに不具合や欠陥がここまで取り沙汰されるのは、「心から必要性について納得していない」、ましてや「欲しいと思っていない」人に対して、それでもお金を頂いて買ってもらうがために起こっている事象ではないかと思われるのです。

機能が豊富で品質が良ければ欲しくなってくれるはずだ、という自分たちにとって都合の良い仮説を勝手に立てているのではないかと思われるのです。

大丈夫です。どんなに酷い状況であっても、逃げ込まない限りちゃんと見てくれる人がいます。

ゼロ-費用+御買上=利益(損失)

ドラえもんは「ちゃんと欲しい商品を言ってください!」などとお客様に言うことはないのです。

あなたがいくら商品の良さを伝えても、お客様が何に満足したいのか、裏を返せば何に不満を感じているのか、ということに対して、いかに貢献できるかということをアピールできなければ、お客様のハートに直撃することはないのです。