Ajaxはプログラマの復権か?
Ajaxの本質、「非同期メッセージ型ウェブ・アプリケーション」のススメ
サーバとのデータのやりとりに必ずしもXMLを使う必要はないのでAjaxのxはおかしいというのは同感。実際、遊びで作ったAjaxアプリケーションでもCSVでデータを渡すようにしたし。でもJavascriptはAjaxの肝だと思うなぁ。「Flashであろうとも良いし」って、それはFlashじゃないですか:-)。
思うに、Ajaxが受けてるのはプログラマ(? デザイナじゃない人)に対してなんじゃないかなぁ。今までWebアプリケーションでリッチなユーザインタフェースというとFlashなわけだけど、Flashってデザイナの人が作るもんだというイメージがある(偏見?)。プログラマはDB周りとかロジックとかの裏方の部分を作り、華やかな表舞台のユーザインタフェースはデザイナがFlashで作る。そしてプログラマはそれを羨望のまなざしで見ていたと:-)。
そこにAjaxが登場。プログラマの得意な(そしてデザイナには敷居の高い)Javascriptでリッチなユーザインタフェースを作れるってことで「僕にも作れるぞ! プログラマの復権だ!」って。それが証拠に、今あるAjaxを使ったアプリケーションの例って仕組みや動作が凝っていて面白いのは多いけど、デザイン的に凝っているのって少ないと思う。つまり作っているのはプログラマの人が多いっていうこと。(そう考えるとGoogleでAjaxが使われているのもわかるような気がする。)